高気密・高断熱には換気システムは必需品

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エトセトラ
メンテナンス編 換気システム

24時間換気システムについて

2003年7月 建築基準法が改正されて、24時間換気システムの設置が義務化されてきました。私の家が完成したのは2003年の2月でしたので、まだ改正前でしたが、「24時間換気システム」はしっかり設置しました。高気密・高断熱になると換気システムは必需品です。

今から15年前というと、これまでの在来軸組みもパネルを利用して壁を作り、2×のように断熱仕様になりつつありました。気密が高くなり、一時期世間を騒がしたホルムアルデヒドなどの化学物質やCO2の排気など、シックハウス対策に導入されたのですが、自然素材を生かした住宅でも換気システムの設置は義務付けられています。

私が建てた住宅は、HMさんがしっかした安全な資材を使って頂いており、ホルムアルデヒドの放散量がJASのF☆☆☆☆(F4スター)という基準の一番厳しい最も安全な資材。クロスの接着剤もゼロホルマリン。フローリングには接着剤を使わず、釘を使って施工しています。もちろん、どこに釘を使っているのか全くわからない技術の高さでの施工ですし、シックハウスとは全く無関係の健康住宅です。

ホルマリンは害虫駆除などに使われる物質ですが、匂いも強烈で、目が痛くなります。これから住宅をお考えの方は、必ず、その部分をチェックする必要があります。




 

24時間換気システムの役割

❶ シックハウスの原因となる有害化学物質の除去。

❷ 生活の中で発生するCO2の排気。

普段生活する中で、呼吸する時に吐き出される二酸化炭素の排気が必要。

❸ 温度、湿気の撹拌と結露対策。

気密の高い住宅では、台所・洗面所・風呂場・洗濯物などから発生する湿気が部屋の中に留まることとなり、結露やカビが発生し、住宅を駄目にしてしまいます。その湿った空気を入れ替えていき、常に新しい空気にすることで結露やカビの発生を防いでくれます。

❹ 生活臭やハウスダストの排除。

換気システムのある我が家に住んで気が付いたことの一つに、カーテンレールなどにあまり埃が溜まらないということ。以前住んでいた県営住宅では半端ない埃がすぐに溜まり、次女のアトピーを悪化させていました。輸入住宅に住むようになって、急激にアトピーの症状が改善し、薬を使わなくなって何年も経過しています。

⑤ 外気からの汚染物質を遮断。

黄砂やPM2.5、私が住む街では火山灰など、外気からの汚染物質を吸気口にフィルターを付けて侵入を抑制します。 我が家は窓を開けることももちろんありますが、正直いって窓を閉めていたほうが、過ごしやすく空気も綺麗だと感じます。

⑥ 省エネ

うちは第1種換気システムを採用しました。空気の取り込みと排出を両方を換気扇で強制的に行う方法です。それも熱交換換気システムですので、例えば、室内温度が23度で、外気が0度でも、熱交換によって20度ほどに暖めて空気を取り込んでくれます。夏場は室内が23度で外気が30度なら、空気を冷やして取り込んでくれるため、空気ダクトの下にいても、寒かったり、暑さで熱風を感じることはまずありません。換気システム自体のランニングコストが少しかかると思うのですが、気にするレベルではありませし、エアコンの効率の方で省エネがはかられます。

自宅の24時間換気システムのユニットです。1Fと2Fそれぞれ1つずつ天井に設置されています。この場所に各部屋からの空気を集めてフィルター越しに排気していきます。時々、このユニットを開けてフィルターの掃除が必要です。

この写真は1Fリビングの天井部分のエアダクトです。このダクトから新しい空気が入ってきます。私の自宅では1Fリビングに2ケ所。和室に1ケ所。2Fは寝室に1ケ所、WICに1ケ所、娘の部屋の2ケ所設置されています。

外気を吸気する戸外のダクトから吸気フィルター越しに取り込み熱交換された空気を部屋の天井のエアダクトへ送り込み、空気の流れで換気システムユニットへ吸い込まれて排気されていきます。

換気システムには第1種換気システムから第3種換気システムがあるようですが、やはり熱交換のできる第1種換気システムはおすすめです。初期費用が他のシステムより高いのですが、現在は普及率も高くなっているので、リーズナブルな価格で設置できると思います。

換気システムを使用しての実感

1.室内の埃が極端に少なく感じる。 天井に設置された換気システムのユニットカバーを開けると、フィルターに埃が溜まっていますので、いかに室内環境がよくなっているか実感できます。以前住んでいた県営住宅では光の加減で埃が舞っているのがわかったが、今住む家では埃の舞は見たことがないのです。

2.夏場、自宅を締め切って外出。帰宅して家に入った瞬間、エアコンもかけていないのに、暑さでムッとこない。換気されていることで空気がよどんでいなく、しかも熱交換なので、外出前の室温に近い温度に冷やされて取り込まれている。

3.結露がでないので、朝から窓枠をふき取る必要は全くない。

4.自宅1Fはリビングに3.5Kのルームエアコン1台のみ。高断熱住宅なので通常なら12畳用のエアコン一台で70平米以上ある1F全てを網羅できるのだが、換気システムによる空気の流れもあるのだろう。部屋間の温度差が少ない。

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